今年度桜の〆は、東の横綱(後編)
2007年 05月 05日
昨夜があまりにも素晴らしかったので
もういちど、弘前城の桜を見たくなりめずらしく早起きを。
小雨に降られて、歩道にもお堀にもはらはらと花びらが舞い落ちる。
朝から重い雲がたれこめているが、写真をとるには悪くない。
それにしても、北国のさくらはどうしてこんなにきれいな桜色なのだろうか・・・
東京で見るさくらは、満開になると白っぽくなるものが多いのに。
「ソレハ、ハルヲマチワビルオモイガ タクサンツマッテイルカラ」
夕闇の中堂々と浮かび上がった辰巳櫓も、
圧倒されるような威圧感がうそのように無くなって。
「ムカシノ ヒカリ イマイズコ」
華やかな花々は、もうじきこの水面をいちめんの桜色に変えるのだろう。
「チガウヨ ミナモニウツル ソラヘ カエルノ」
野立ての席が設けられるとかで、準備が進む中
枝垂桜は妖しい美しさから楚々とした美しさへと表情をかえていた。
お薄を頂きたかったのだけれど、時間もあまりないので諦めましょう。
場内では、よくある屋台とは少し違う趣の露店が軒を並べているので
こちらに立ち寄ってみましょうか。
朝食代わりの羽二重餅は、北国の綿雪のように真っ白でふわっふわ。
しっかりとねりあげた餡をくるんだお餅は、できたてでまだほんのりあたたかい。
数人の女の子が、「わーヒロヤがお店出してるんだ~」と言いながら前を通って行った。
きっと地元で愛されてるお店に違いない。
あいにくのお天気で、人の姿もまばらなGW谷間の平日の朝。
静かに桜を堪能できた至福の時間も、そろそろ終わろうとしている。
どこまでもどこまでも、この風景が続けばいいのに・・・と
ゆっくりゆっくり花の下を歩く。
桜のトンネルが終わりに近くなった頃、なごりを惜しむように
上がっていた雨がまたぱらぱらと降り出した。
「マタ イツカ キミタチニ アエルヒマデ サヨウナラ」
もういちど、弘前城の桜を見たくなりめずらしく早起きを。
小雨に降られて、歩道にもお堀にもはらはらと花びらが舞い落ちる。
朝から重い雲がたれこめているが、写真をとるには悪くない。
それにしても、北国のさくらはどうしてこんなにきれいな桜色なのだろうか・・・
東京で見るさくらは、満開になると白っぽくなるものが多いのに。
「ソレハ、ハルヲマチワビルオモイガ タクサンツマッテイルカラ」
夕闇の中堂々と浮かび上がった辰巳櫓も、
圧倒されるような威圧感がうそのように無くなって。
「ムカシノ ヒカリ イマイズコ」
華やかな花々は、もうじきこの水面をいちめんの桜色に変えるのだろう。
「チガウヨ ミナモニウツル ソラヘ カエルノ」
野立ての席が設けられるとかで、準備が進む中
枝垂桜は妖しい美しさから楚々とした美しさへと表情をかえていた。
お薄を頂きたかったのだけれど、時間もあまりないので諦めましょう。
場内では、よくある屋台とは少し違う趣の露店が軒を並べているので
こちらに立ち寄ってみましょうか。
朝食代わりの羽二重餅は、北国の綿雪のように真っ白でふわっふわ。
しっかりとねりあげた餡をくるんだお餅は、できたてでまだほんのりあたたかい。
数人の女の子が、「わーヒロヤがお店出してるんだ~」と言いながら前を通って行った。
きっと地元で愛されてるお店に違いない。
あいにくのお天気で、人の姿もまばらなGW谷間の平日の朝。
静かに桜を堪能できた至福の時間も、そろそろ終わろうとしている。
どこまでもどこまでも、この風景が続けばいいのに・・・と
ゆっくりゆっくり花の下を歩く。
桜のトンネルが終わりに近くなった頃、なごりを惜しむように
上がっていた雨がまたぱらぱらと降り出した。
「マタ イツカ キミタチニ アエルヒマデ サヨウナラ」
by ilformosa
| 2007-05-05 17:29
| その又奥の細道~みちのく旅